2019年5月アーカイブ

広報とよた6月号 わがまち匠伝に、鬼頭精器製作所が掲載されました。

 

弊社では、平成24年3月より、愛知県内の中小企業8社と

介護施設用 自動巡回見守りロボット「アイミーマ」の共同開発を開始しました。

 

今年の4月には、名古屋国際会議場イベントホールにて3日間にわたって開催された

「医療 × モノづくり技術の展示商談会 メディカルメッセ in 第30回 日本医学会総会 2019中部」

中部のモノづくり × 医療の新たな発信ということで、「アイミーマ」を出展致しました。

 

今後も続く高齢化社会の中で、人手不足などの理由からくる介護従事者の負担を軽減するために、

「アイミーマ」が活躍出来るよう、引き続き開発を進めて参ります。

 

 

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2019年5月24日(金)、弊社にて、NCネットワーク会員交流工場見学会が行われました。

全国各地より応募して頂き、10社の方が来社されました。

見学会の内容は、『ベトナム人エンジニア教育 ~技能検定2級取得へのみちのり~』です。

弊社では、8年前よりベトナム人エンジニアを採用しております。

ベトナム人エンジニアを採用するに至った経緯、教育方法、資格取得の支援、募集方法の変遷、

今後の問題点や方針について、お話をさせて頂きました。

ベトナム人エンジニアの採用にあたって、最初は大きな迷いがありましたが、

今では13名のベトナム人エンジニアの皆さんが弊社で戦力となり、頑張っています。

語学や技能検定、安全教育の資格取得にも、弊社は全面的に支援しております。

引き続き今後も、積極的な採用活動を継続し、ベトナム人エンジニア全員が1級技能士を目指して、

全面的に支援していきます。

 

ベトナム人エンジニアが自己紹介や仕事内容、家族構成などを皆の前で発表している様子です。

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2014年4月24日(水)14時より鬼頭精器製作所にて、三機関協働学び合いプロジェクトの初めての打ち合わせを行いました。

参加メンバーは、名古屋工業大学・愛知県中小企業診断士協会・あいち産業振興機構それぞれの機関より数名ずつ、鬼頭精器製作所からは鬼頭社長はじめ数名の社員です。

 

一年を通して行われるプロジェクトですが、

活動テーマは「ミーリングユニットの洗浄作業の効率化」です。

 

ミーリングユニットとは、複合加工機(NC複合旋盤、ターニングセンター等)に使用される、切削工具自体に回転する機構を設けたツールの事です。

鬼頭精器製作所では、このミーリングユニットの修理事業を行っております。

修理の流れとして、お客様からお預かりした修理依頼品は、外観のキズ・打痕等の有無の確認後、分解作業を行い、完全分解後に洗浄作業を行います。

 

 ↓ 洗浄前です。油がこびりついています。 

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 ↓ 洗浄後です。こびりついていた油がきれいに取れています。

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分解した部品を洗浄した後に、修理の可否を診断します。

修理が可能となれば、必要部品の(再製作・交換品)有無を確認し、部品が集まり次第再組立を開始します。再組立後、調整が必要なものは再調整します。

その後、三次元測定機による静的試験、回転試験機による動的試験を実施します。修理品の最終確認を実施し、クッション材を使い梱包しお客様の元へと発送を行います。

以上のような流れでミーリングユニットの修理事業を行っています。

修理事業に関してはこちらをご覧になってください。→ http://kaitenkougu.com/

 

部品の汚れ具合によっては、時間を要するものもあります。

活動テーマである「ミーリングユニット洗浄作業の効率化」が実現すると、

洗浄時間の短縮が可能となり、お客様の元へ短い時間でお返しできる事へと繋がっていきます。

 

今回のプロジェクトで、色々な工夫をして、洗浄時間の短縮や効率を上げていけるか、

皆さんで検討していきたいと思います。

宜しくお願い致します。

 

分解・洗浄作業の現場見学をして頂きました。

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再組み立て後の三次元測定機について、説明をする鬼頭社長です。

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鬼頭精器製作所は「三機関協働学び合いプロジェクト」支援企業として参加致します。

 

「三機関協働学び合いプロジェクト」とは、三機関協働支援事業のことで、「名古屋工業大学」「愛知県中小企業診断士協会」「あいち産業振興機構」、これら三つの機関が中小企業の課題解決の取り組みを支援するとともに、この事業に関わる全ての人が協働し、相互に学びあうプロジェクトです。これらにより、地域の活性化・地域経済の振興を目指しています。

本プロジェクトには経営者、社員、教員、学生、診断士など異なった立場・分野のメンバーが参加して新たな取り組みを行います。それぞれの知識や経験を活かす場でもあり、また互いに専門外のことを知り、学ぶ機会があります。様々なメンバーと意見を交わし、協働することで、新たな「気付き」に出会えます。他の意見をきっかけに視点を変え、ともに試行錯誤することで、今までには無かった「アイデア」が生まれます。このようにプロジェクトメンバー全員で課題解決に向けての糸口を探り、目標に向けて一丸となって取組み、相互に学び合うことによる人材育成を目的としています。

一年を通して、この事業に取り組んでいきます。

今後の取り組みの様子は、ブログにてお知らせ致します。

 

名古屋工業大学で行われたキックオフミーティングの様子です。

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